MIKIKO「Go!プリンセスプリキュア」のエンディング(ED)の振付をしていた!

MIKIKO「Go!プリンセスプリキュア」のエンディング(ED)の振付をしていた!

2月4日(月)のNHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』では、演出振付家のMIKIKOに密着したドキュメンタリーが放送されます。MINOKOさんはPerfumeや星野源の振り付け、ファッションショーの振り付け、オリンピックの式典でパートを担当などをしています。

Perfumeの全国ツアーで、観客の予想を裏切る大胆な演出で「大きな賭けに出る」と宣言しています。番組では、振り付けが誕生する瞬間に立ち会うことで、彼女の創作の秘密に迫ります。

番組名:『プロフェッショナル 仕事の流儀』
サブタイトル:「人の光を、解き放つ ~演出振付家・MIKIKO~」
放送日時:2月4日(月)22:25~23:10
語り:橋本さとし、貫地谷しほり

MIKIKOのプロフィール

本名: 水野幹子(ミズノミキコ)
出身: 広島県
生年月日: 1977年8月11日
職業: 振付師、演出家
活動期間: 1996年~
共同作業者: ELEVENPLAY

MIKIKOさんは、日本の演出振付家です。人気女性ダンスユニットPerfumeの振り付けは、デビュー前からずっとMIKIKOさんによるものです。

最近では、新垣結衣さんと星野源さんを通して紹介された『恋ダンス』が話題となりました。女性ダンスカンパニー、株式会社ELEVENPLAY代表取締役です。「MIKIKO先生」という愛称で呼ばれています。『モテキ』で映画デビュー(カメオ出演)されています。

ダンスの目覚めからブレークまで

MIKIKOさんは、2歳の時に東京から広島に引っ越してきました。広島の自宅は、毎年5月に開催される「ひろしまフラワーフェスティバル」が開催される「平和大通り」に面していました。

広告代理店に勤務されていたお父さんの繋がりで、フェスティバルのライブやその舞台裏を見ることが出来ましたが、彼女はステージの骨組みが出来ていく過程を興味深く眺めていたそうです。

ライブには、表だけがあるのではなく、そこを支える様々な役割と、そこに至るまでの準備が必要であり、まさに「舞台は作るもの」という感覚は、その頃に芽生えていたのかも知れません。振付師という仕事の存在を知ったのも、米米CLUBのライブをバックステージから見せてもらったことがキッカケなのだそうです。中学生のバトン部のメンバーとしてフラワーフェスティバルの舞台やパレードで、人前で踊ることの楽しさと出会いました。

1996年、19歳になるとダンス指導を開始します。1999年には、テレビ新広島がアミューズと提携して開校した「アフタースクール広島」で、大学在学中でありながらダンス講師として採用されました。Perfumeのメンバー(当時小学5年生)は、このスクールの1期生で、運命的な出会いを果たすことになります。これ以降Perfumeの楽曲の振り付けは、全てMIKIKOさんによるものです。

2000年になると、自分でもダンサーとして活躍するようになります。『MAX』のバックダンサーとしてオーディションに合格しています。自らがリーダーとなってダンスグループ『VAX』を結成して活動していました。このころ、Perfumeはインディーズ時代で、盆踊りや区民まつり、路上ライブ等が活動の場でした。

2005年になり28歳になるとアミューズメントと契約を結び、拠点を東京に移して本格的に演出家としての活動を始めます。2006年からの2年間は、会長の大里洋吉さんの指示で「感性を磨くために」ニューヨークに転居しますが、この間もビデオレターでPerfumeの振り付けは続けられました。2008年に帰国した時に、Perfumeがブレイクしていたことを知ることになります。

MIKIKOさんの振り付けのベース

Perfumeの振り付け、「恋ダンス」や「Canコレ!」の振り付けを見ると、ベースはヴォーギングのようです。ヴォーギングは、アメリカのファッション誌『VOGUE』上でモデル達がとるポーズに似ていることから名付けられました。

1960年代には、アメリカの黒人やら典型の同性愛者によって競われた「ボール・ルーム」から、広まるようになりました。日本には、1980年頃にニューロマンティックの音楽に乗せた新しいファッションスタイルと共に上陸して来ました。当時はお洒落なディスコで照明の明滅に合わせてヴォーギングをする姿が良く見られましたが、その後、見かけることは少なくなっていました。

2000年代に入り、Perfumeによって披露されたダンスには、アニメーションの要素も取り込むことによって、アイドルに相応しいものにアレンジされていました。楽曲によっては、ハンドダンスが目立つようにアレンジがされていました。MIKIKOさんのダンスは、踊る人の心を満たすものではなく、舞台を通して見る側にイメージを生み出すものです。

若いPerfumeの可愛さを強調しながらもテクノサウンドを上手く表現する振り付けは、MIKIKOさんならでは演出なのだと思います。新垣結衣さんと星野源さんのドラマで紹介された「恋ダンス」は、その発展形なのでしょう。

ところが、MIKIKOさん本人のダンスは対称的に前衛的で、コンテンポラリーダンスに分類されそうです。もしかするとMIKIKOさんは、注目されているヴォーギングベースの振り付けだけでなく、要求に合わせて様々な色の振り付けを提供しているのかも知れません。

オリンピック

2016年、リオオリンピックの五輪旗引き継ぎ式が行われました。安倍マリオの登場で記憶に残るところですが、実は式典を作っていたのはMIKIKOさんを含む4人の日本人のチームでした。

その功績が認められて、その4名を中心に8名のチームで2020年の東京オリンピックの開会式と閉会式の演出を担当することになりました。日本をう世界に紹介する仕事を依頼された、錚々たる8名は次とおりです。

椎名林檎(音楽監督)
MIKIKO(演舞振付)
川村元気(映画プロデューサー、小説家)
栗栖良依(クリエイティブ・プロデューサー)
佐々木宏(クリエイティブ・ディレクター)
菅野薫(電通)
野村萬斎(狂言師)
山崎貴(映画監督)

日本を代表するクリエイターの一員として活躍するMIKIKOさんの、これからの計画がどう結実していくのかに、心が踊ります。

ドリーミング☆プリンセスプリキュア

夢は未来への道

感想

MIKIKOさんの「秘めた輝きを、引き出す」というダンスに対する姿勢がカッコよかったです。アーティストのダンスを創造するとき、真似しやすさを「ぬるい」と表現していました。誰でも真似しやすいダンスではなく、アーティストへの「当て書き」であり、踊る人を選ぶダンスを選択することを信念にしているのです。

Perfumeの全国ツアーの振り付けでは、成熟したPerfumeの大人っぽさを全面に出すことを意識していました。極力無駄を省き、成熟したアーティストでしか成り立たない簡素なステージ作り、Perfumeを観ればすべてが満たされる空間を作り出すことに全力を尽くしていました。

ダンサーは人生を賭けてステージに上がり、振り付け師はダンサーの光を解き放つのです。ダンサーと振付師の真剣勝負に、緊張感と恐怖と同時にスリルを感じるそうです。

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