フジロックの平沢進って誰?BackSpacePass(BSP)とは?平沢唯じゃない?

フジロックの平沢進って誰?BackSpacePass(BSP)とは?平沢唯じゃない?

2019年のフジロックのアーティストリストに「平沢進+会人(EJIN)」の名前が発表されました。
発表を受けて、新旧多くのファン達の間に期待が高まっています。音楽界への登場から40年もの間、ファンを魅了し続けている平沢進とは、そして、フジロックとはどんなお祭りなのかについて、お伝えしたいと思います。

平沢進のオフィシャルウェブページ
https://susumuhirasawa.com/information/archives/1058

平沢進+会人(EJIN) 、FUJI ROCK FESTIVAL’19  7月28日(日)出演決定!

核P-MODEL ライブでもお馴染み、平沢進+会人の組み合わせがFUJI ROCKにて
再登場!
伝説のバンドP-MODELのリーダーとして今も第一線で活躍する平沢進と、
全てが謎の2人組、会人(SSHOとTAZZ)がFUJI ROCKで生成する
「サーフ・エレクトロン」の 高エネルギー 衝突サウンドをその耳
で受け止めよ。

孤高の天才・平沢進がこのFUJI ROCK FESTIVAL限定で展開する
新たなる試みの目撃者は幸いなり!

平沢進(ひらさわ すすむ)

生年月日:1954年4月1日(65歳)
出身地:東京都足立区中川
最終学歴:東京デザイナー学院卒業

平沢進が日本のミュージックシーンに存在感を現したのは、P-MODELというテクノグループでの活動でした。P-MODELの前身になるのはマンドレイクというロックバンドで、1973年頃にハードロックから始まったキャリアはプログレッシブロックへと傾倒してゆき、1978年に建設的な解散を経て、年が明けた1979年1月1日にP-MODELの誕生へと時を進めました。

P-MODELは、「ヒカシュー」や「プラスチックス」と共に「テクノポップ御三家」と呼ばれ、1980年のテクノポップブームの一翼を担う存在でした。早い時期から電子音楽の探求に力を注いでおり、P-MODELの音源をライブの中に組み込むにも、プログラミングの範囲を広くして行きました。

電子的な支配下に置くのは音源だけではなく、ライブの音場と映像や光の関連性にまで広げられて行きます。コンサート中にパソコンがストップするというハプニングは、機械的な音楽である筈のテクノポップには臨場感として受け入れられ、「これこそテクノだ」という言葉で先駆的なことに挑戦している仲間意識が生まれていました。こんな時にも、プログラミングしたのは平沢本人で、パソコンがストップすると自分がステージを降りてトラブルシューティングしている間、20分もショーが中断していたこともありました。

平沢進の試みは、コンサートを電子的にコントロールするだけでは収まっていません。1994年からの自身のライブにはインターネットを介したオーディエンスの反応によってストーリーを変える「インタラクティブ・ライブ」の形式を取りました。テクノロジーとインターネットを利用することによって、予算による演奏者数の制約やコンサートの規模、会場に来なければ参加出来ないというオーディエンスに関する足枷を、一つずつ外していったミュージシャンです。インターネット上に自分の表現の仕組みを見つけた平沢は、自分の楽曲の販売サイトまで手作りしてしまいました。

平沢進の話をする時、タイの第二の女性が話題になることがあります。1995年頃にタイに連れていって貰った際、彼女たちと自分は立場がよく似ていると感じたのだそうです。その頃のタイにはテレビも普及していなくて、彼女たちは評価を受けないマイノリティだったのです。

にもかかわらず、とても強い意志や独特の世界観を持っていて、自分の境遇をマイナスとは考えてはいないように見えました。ところが、実は「ポジティブに転換していく努力をせざるを得ない人たち」であって、自分が「人と違うことをやらざるを得なかった」のと同じと感じたのだそうです。タイの第二の女性がテレビのCMに出てアイドルのように扱われるようになった途端、シンパシーを感じていた要素はなくなってしまったと言います。

平沢進は、Talbo(タルボ)ギターのユーザーとしても知られています。Talboは、1983年に東海楽器製造が開発に成功し、販売を開始したアルミボディのギターです。

当初、平沢進は「売れないかもしれない」という、悲観的な思考から使いだしたのだそうですが、実際に、Talboは世の中に認められるも受け入れられず、愛用するミュージシャンは居るものの大量生産には結びつかなかったモデルです。現在使っているモデルは、ICE-9というカスタムモデルで、、平沢進にとっての3代目のTalboとなります。

会人の2人

フジロックで平沢進とジョイントする「会人」が最初に姿を現したのは、2017年のTwitterフォロワー9万人達成記念ライブ「第9曼荼羅」だったようです。そこには、黒いマスクに顔を隠された正体不明の「会人」、松(SSHO)と鶴(TAZZ)がいました。

会人には、白い鳥の頭ようなマスクを付けた、白会人という2人も存在しており、その関係は不明です。SSHOの担当楽器は、ギターとチェロ、TAZZが担当する楽器はヴァイオリン、キーボードということですが、この他に、二人共システムという表記が見られます。

松(SSHO)の中の人は、PEVO1号ではないかと見られています。PEVO1号は、P-MODELのコピーバンドを平沢進がプロデュースした2人組、PEVO(ピーヴォ)のメンバーで、2012年頃からコンサートのサポートメンバーとしても参加しています。

鶴(TAZZ)の中の人は、デザイナーでもある中井敏文ではないかと見られています。最近ではPEVOの4号として迎え入れられており、3名で活動するようになっています。

Back Space Pass(BSP)

「平沢進のBack Space Pass」は、2014年5月31日21時から生放送された回を始めとする、平沢進が不定期に行っているライブ放送です。当初、番組はUSTREAMでで放送される1時間番組でしたが、2017年5月の回からは、放送の場をYouTubeに移し、放送時間もマチマチになりました。

平沢進が1人で話し続ける形で進み、アルバムの作成秘話や、ライブやイベントなどのバックステージ的なエピソードの紹介しています。話の流れの中で、ファンからの質問にも答えるという形をとっています。

アーカイブは現在、YouTubeのケイオスユニオン公式チャンネル(Chaos Union Official Channel)で視聴することができます。

私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない。

2009年9月に開設したツイッターアカウントのフォロワー数が、登録直後から急激に伸び続けるのに対して、平沢進がツイッターで発した言葉です。平沢唯は、人気アニメ「けいおん!」の主人公で、他の登場人物の名前にもP-MODELのメンバーの名前を元に付けられているものがあります。

この状況から、平沢進がアニメファンが間違えてフォローしてるんじゃないかと発した言葉であったのですが、このツイートが逆に双方のファンの間で話題となることになりました。この発言をきっかけに平沢氏のフォロワー数の増加は更に加速し、登録から約1年で3万人を突破、現在では14万人を超えています。

フジロックとは

フジ・ロック・フェスティバルの第1回目は、1997年、山梨県富士天神山スキー場で初開催されました。1回目のフジロックは、1日目から台風の直撃を受けており、2日目の予定は中止されました。

フジロックは、日本で最初の野外ロックフェスで、主催側の用意が十分でなくて雨や寒さを凌ぐ設備も体制もなく、死者こそ出ないまでも会場は惨状と化しました。更に、会場までは交通機関のない1本道しか無く、渋滞を消化できないばかりかトイレの用意すら無いために、沿道の私有地で用を足す人が続出しました。

2日目は朝から晴天となりましたが、中止は台風の影響ではなく主催者への警察や地元自治体からの要請によるものでした。ところが、この中止になった1日目の参加ミュージシャンの魂のこもったステージが来場者達の心を掴み、フェスは2回目、3回目と回を重ねて行くのでした。

名前に由来にもなっている富士山近辺の会場で行われたのは、実はこの1回目だけです。1998年の2回目は、東京ベイサイドスクエアで、1999年の3回目以降は、新潟県湯沢市の苗場スキー場で毎年夏に開催されています。

イベントの名前にはロックを冠していますが、実際にはジャンルに拘ること無く、広く世界中の音楽を網羅したイベントになっています。会場には大小様々なステージが用意され、それらが同時並行で進行する形で200組以上のミュージシャンが楽曲を披露します。

会場となっているのが市街地から遠く離れた苗場スキー場ということで、コンサートというよりも、森林浴やキャンプといったアウトドアを満喫する行楽イベントとして捉える参加者も多いのも特徴です。また、このフェスは、ゴミの分別やポイ捨て防止などの取り組みがよく行き届いていると評判で、世界一クリーンなフェスを標榜しています。

FUJI ROCK FESTIVAL ’19
7/26 Fri, 27 Sat, 28 Sun
新潟県湯沢町苗場スキー場

今年のフジロックは7月26日、金曜日から、今年も苗場スキー場でスタートします。
平沢進+会人は、7月28日の最終日、日曜日に登場します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です