香港デモ6月9日をわかりやすく解説!デモの場所・影響・旅行・いつまで続くかなどまとめ 

香港デモ6月9日をわかりやすく解説!デモの場所・影響・旅行・いつまで続くかなどまとめ

2019年6月12日に香港のデモでデモ参加者と警察が対立し、70名以上のけが人が出たと発表されました。そもそもなぜ香港でデモが起こっているのか、デモの場所はどこなのか、デモの経済への影響、デモによる香港旅行への影響、デモはいつまで続くのかなど、詳しくまとめました。

香港デモ6月9日

出典引用:http://agora-web.jp/

2019年6月9日に香港で100万人規模のデモが起こりました。香港の全人口が740万人と言われているので、香港の全人口の8分の1から7分の1くらいに値する人がデモに参加した計算になります。デモの規模の大きさを測り知ることができます。

香港デモ6月9日の場所

出典引用:https://headlines.yahoo.co.jp/

デモは香港島東区の公園「ビクトリアパーク」から金鐘(アドミラルティ)地区までに渡り、約3キロのデモ参加者の人だかりで政府庁舎を取り囲んでいます。

香港デモ6月9日の理由

デモは「逃亡犯条例改正案」に反対するための抗議です。「逃亡犯条例改正案」とは容疑者の引き渡しを簡略化するための法案です。現在、香港は中国、台湾、マカオなどと身柄引き渡しの条約を結んでいないため、容疑者の引き渡しをするができません。

香港政府は国境を越えた国際犯罪において、香港が国際的な責務を果たすためにも必要と主張しています。しかし香港市民は「逃亡犯条例改正案」は中国による政治的迫害を許しかねないと心配しています。

分かりやすい説明

さて香港政府は「逃亡犯条例改正案」は国際犯罪を取り扱う上で必要と主張しています。これだけを聞くと正論のように聞こえますが、香港市民は中国政府に政治的な不満分子を排除するための権力を与えかねないと心配しているのです。

[voice icon=”http://twitteru.net/wp-content/uploads/2019/06/Y01A030.jpg” name=”香港政府” type=”l”]国際犯罪において必要な法案なのだ![/voice] [voice icon=”http://twitteru.net/wp-content/uploads/2019/06/Y01E024.jpg” name=”香港市民A” type=”r”]別件で中国政府に引き渡されたらたまらないわ。[/voice]

かつて中国は中国を批判する書物を大量に取り扱う書店の店員を拘束した経緯があります。当時は書店の店員が失踪する事件として取り上げられていましたが、失踪から帰還した店員一人が中国による捜査であったことを告発しています。

[voice icon=”http://twitteru.net/wp-content/uploads/2019/06/Y01A030.jpg” name=”香港政府” type=”l”]人権保護の対策は取られている!改正案は取り下げない![/voice] [voice icon=”http://twitteru.net/wp-content/uploads/2019/06/Y01E012.jpg” name=”香港市民B” type=”r”]中国政府が香港の市民を黙らせ、命令に従わせるために、香港を管理しようとしているだけよ。[/voice]

なぜ市民は香港政府を信用しないのか?

香港政府は人権保護の対策は取られていると主張していいるにもかかわらず、香港市民は納得していません。香港市民が香港政府を信用しない理由を説明します。

香港政府の最高責任者「香港行政長官」は1200人の選挙委員によって選ばれます。記者会見に登場する「キャリー・ラム行政長官」が現在の香港行政長官です。1200人の選挙委員の約8割は親中派と言われています。つまり民主主義を唱えてはいますが、政府は中国に大半の実権を握られているのです。つまり香港政府≒中国政府という図式が成り立ちます。

そして香港市民は「雨傘革命」と呼ばれるデモで、香港行政長官の選出の方法に異議を唱え、大規模なデモを起こしたことがあります。しかしデモは失敗に終わり、従来の香港行政長官の選出の方法が継続されるという結果になりました。

分かりやすい説明

香港市民は香港政府と「雨傘革命」で対立し、敗北した経緯があります。香港市民は見せかけの民主主義を甘んじて受け入れるしかなかったのです。

そして「逃亡犯条例改正案」で中国政府が香港に法的な介入をする権力を持つことに対する危機感を募らせたのです。これ以上中国政府の香港への介入を許してはいけない、市民の法的自由が奪われると恐れたのです。

[voice icon=”http://twitteru.net/wp-content/uploads/2019/06/Y01E024.jpg” name=”香港市民A” type=”l”]中国の司法制度は信用できないわ。このままでは香港は法律的に不公平な場所になってしまう。[/voice] [voice icon=”http://twitteru.net/wp-content/uploads/2019/06/Y01E012.jpg” name=”香港市民B” type=”r”]市民の自由が侵害されて、香港の法律が完全に破壊されてしまうことになる。[/voice]

香港デモ6月9日の影響

アメリカが中国企業のHuawei(ファーウェイ)の利用を禁止する措置を取り、アメリカと中国との対立が激化しています。中国政府は香港の外資系企業に対し、報復措置をとる可能性が指摘されています。

香港は世界有数の金融センターとして機能しています。外資系企業も「逃亡犯条例改正案」による香港の労働者の強制的な中国への引き渡しを懸念しています。特にアメリカの銀行などが香港から手を引く可能性もあり、香港にとっては経済的に大打撃を受ける懸念があります。

香港デモ6月9日のはいつまで続くの?

2019年6月11日に香港立法会の梁君彦議長が「逃亡犯条例」改正案を20日に採決することを表明しています。つまり香港デモは6月20日まで続く可能性が高いと判断されます。

香港への旅行

外務省が「天安門事件」と「逃亡犯条例改正案」により、5月26日以降の旅行には注意が必要と警鐘を鳴らしています。今年はちょうど天安門事件30周年に当たり、5月26日にデモ行進が予定され、6月4日にキャンドル追悼集会が行われました。

5月28日には2.3万人規模の「逃亡犯条例改正案」に対するデモ行進が行われ、6月9日にはさらに大規模なデモが起こる可能性が高いと指摘していました。
香港への旅行を禁止するわけではありませんが、デモが行われている場所には近づかないように促しています。万が一デモに遭遇しても、速やかにその場から逃げるように呼びかけています。

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